道と路と未知のウラ側

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【大雪山・旭岳温泉】晩秋の旭岳を見に道道1160号でGo! ※YouTube動画あり

今回は北海道の最高峰・大雪山旭岳(標高2291m)へのアクセス道路、道道1160号旭川旭岳温泉線と旭岳温泉周辺の紹介動画の記事になります。
道道1160号は起点が旭川市内になりますが、動画では忠別ダム管理事務所付近からスタートして、下図のように旭岳の麓から1160号に入って旭岳温泉まで進みます。

尚、温泉には入っていないので、温泉紹介はありません。

日付は10月31日。
比較的天候はよく、何とか間近で冠雪している旭岳の姿を捉えたかったものの、結論から言うと山は雲に隠れておりました。
山の天候は刻々と変化しますからねぇ。

【記事動画】
【北海道ドライブ・北海道道1160号】北海道最高峰・大雪山旭岳を見に駆け上がる!

道道1160号に入る手前に、「平成の名水100選」にも選ばれた「大雪旭岳源水」取水場があります。

飲食店の業者らしき人々も多く来ていました。
この水の恩恵を受ける事が出来る地元の東川町は、北海道内で唯一、上水道のない町です。

では道道1160号に入って、どんどん山を登っていきます。

実はこの1160号、かつては道道212号となっており、昔は旭岳温泉から紅葉の名所・銀泉台へ抜ける予定だったのです。

しかし開発から自然環境保護へと時代は変わり、旭岳温泉~銀泉台ルートの建設計画は中止。2000年に212号は旭岳温泉側が1160号、銀泉台側が1162号へと正式に分割されました。

大雪山系を貫くかつての道路計画は他にもありました。
道道718号忠別清水線で、美瑛町俵真布~新得町トムラウシ温泉を結ぶ予定がありました。しかしこれも国民の環境意識への高まりから建設計画は凍結され、未開通区間に道路建設される予定は今後ありません。ただし、こちらは道道を分割・再指定するという形には今のところなっていないようです。

旭岳の際をぶち抜くルート、オプタテシケ山とトムラウシ山の間をぶち抜くルート。
どちらもドライブ好きからするとその車窓風景を見てみたい思いが非常に強いですが、そこまで道を作ってしまうのは人間の傲慢なのかもしれません。そこに見たい景色があるのなら、登山者のように自らの足で進むべきなのでしょう。

さて、到着した旭岳温泉ですが、昔は「勇駒別温泉」と呼ばれていました。
しかし勇駒別温泉という名称では特に本州方面へのPR力が弱いため、1982年に旭岳温泉へと改称されました。まあ、ブログ筆者のような昔の人間には勇駒別温泉の方が味わい深い名称のような気がして情が行くのですが。

旭岳温泉には「温泉観光地」に一般的にみられる歓楽色はありません。十軒前後のホテル・宿泊施設とロープウェイ駅、ビジターセンターくらいなもので、お土産屋さんもありません(宿泊施設内のものを除く)。
こういうのが欧州型山岳リゾート地というのでしょうね(行った事ないケド)。

旭岳ビジターセンター内です。

よく本州の山になれた登山者が大雪山を登ると「日本の山ではないみたい」という印象をよく持つそうですね。
明治・大正期の紀行家の大町桂月は「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大さを語れ」と記しました。

登山者はここでヒグマ情報などの知識を事前に得る事が必須です。

旭岳ビジターセンターと旭岳ロープウェイ山麓駅周辺には、「勇駒別湿原」が広がっています。

規模は大きくなく木道も整備されているので、手頃な時間で散策を楽しめます。
今回は時期が時期なので、色彩は茶色一色ですが。

散策を終えると時間帯は夕方でした。晩秋の日の入りは早いです。
そんな中、ロープウェイ駅から出て来る何人も本格的装備の登山客の姿が見られました。

最後は旭岳温泉エリア入口付近にある「駒止の滝」です。
その昔、まだまともな道もない時代に陸軍第七師団が大雪山縦断行軍を行い、この滝にて足止めを食らって軍馬を一頭失った事から名付けられています。
丁度この時は三脚と立派なカメラで撮影していた先客がおられたので、広くない撮影ポイントで好位置を確保する事が全く出来ず、映像はイマイチに終わりました。

最初の方にも書きましたが、この日の旭岳は完全に雲に隠れており、よって写真はなし。そこが残念でした。