道と路と未知のウラ側

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【納涼床の店】「先斗町 いづもや」で京御膳を堪能

2023年10月の京都旅行では清水寺二年坂・三年坂エリアを巡った後、向かったのが鴨川に架かる四条大橋の西側・先斗町(ぽんとちょう)。

上の画像の道路は京阪電車祇園四条駅付近から八坂神社方向を見た四条通

このエリアが花街で有名な祇園になります。

今度は反対側の四条大橋からの鴨川の眺め。

納涼床のお店が並んでいますね。これからその一つに行きます。

掲載した画像ではよく分かりませんが、鴨川の納涼床では高床の桟敷席の下を禊川(みそそぎがわ)という鴨川から分流した人工水路が流れています。

2023年の鴨川納涼床の実施期間は5月〜10月まででした。

京都には納涼床の他に川床というのもありますが、実はこの二つは発音を含めた違いが存在するようなので、以下のサイトを参考に。

四条大橋を渡ると、直ぐ右手に狭い路地が北に伸びています。

ここが先斗町通丁度、路地の右側に提灯が見えますが、そこが今回ランチで訪れた「先斗町 いづもや」です。

因みに先斗町は「町」とは付きますが、地名としての先斗町はないのだそうです。

店内テーブル席から見た風景。おお、これはなかなか良いです。

当初は納涼床でと考えていたものの、お店の人に聞くと納涼床の開始時刻はもう少し後からとの事。待ってもよかったのですが、この後のスケジュールの都合もあるし、まあ、納涼といっても10月なので、わざわざ外で食べなくても・・・という事で店内で食事をしました。

時期的に納涼席の提供を終了している店も多いので、訪れる時期が微妙な際は事前の個別確認が必要です。

祇園」という御膳です。

価格帯の中では手頃なメニューなので特筆すべき一品があった訳ではないものの、みな美味しく頂きました。

印象に残ったのは、だし巻き玉子。

ブログ著者は北海道人で、食文化は関東にほぼ準じています。

関東のだし巻き玉子はだしに砂糖や濃口醤油を加えるなど甘く濃い味付けで、形もカッチリしていて焦げ目もあったりします。

それに対してこちら(関西)のだし巻き玉子は砂糖などは使わず、だしをふんだんに使い塩や薄口醬油で味を調えているそうなので、薄味でややしょっぱめ。形もふわふわしている印象です。

京都の料理を食べているんだなぁ~と強く感じました。

 

納涼床のあるお店は格式が高そうで、かつ予約制だったりと何かと敷居が高いイメージがありますが、「先斗町 いづもや」は予約が不要で料理の料金も手頃な範囲のメニューも多いので、気軽に京料理を楽しめるお店だと思いました。