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【層雲峡・ホテル大雪】「日帰り入浴&選べるランチセット」に満足!

1月4日(木)、日帰り入浴で上川町の層雲峡温泉に行って来ました。

層雲峡温泉は北海道・大雪山系黒岳山麓にある温泉街で、国道39号沿いにあります。

層雲峡は約3万年前の大雪山の噴火によって堆積した熔結凝灰岩が、石狩川による長い歳月をかけた浸食で削られ、大きな峡谷を形成しました。特に柱状節理は国内でも屈指のスケールで、石狩川沿いに約24kmの断崖絶壁が続きます。

国道39号の左側は、例年1月下旬~3月にかけて開催される「層雲峡温泉氷瀑祭り」の会場。準備が着々と進められています。

中小の民宿やペンション、お土産屋さんや食堂等が集まる温泉街「キャニオンモール」。カナダの山岳リゾートを模したそうです。大きなホテルはその周辺に点在しています。

温泉街の入口。

今回、日帰り入浴で向かう「ホテル大雪」が丘の上の中央に見えます。

「層雲峡」の命名者は明治・大正期の紀行作家・大町桂月

黒岳ロープウェイの山麓駅。

1月3日まで営業していましたが、1月4日~1月26日までは整備運休中との事。

ロープウェイ駅から橋を渡った所にあるのが層雲峡神社。

さらに進んで、目的地に向かいます。

「ホテル大雪」に到着。

と、ここで親子と思われる鹿さん登場です。

北海道はエゾシカによる農作物や樹木の食害が大きな問題になっていますが、こうして冬の間も必死で生きようとしている彼らの姿を見ると、ちょっと複雑な思いがよぎります。

では館内に入ります。

ホテルもしっかりとお正月バージョン。

館内神社もお目見えです。

今回利用したのは、

【 手ぶらで日帰り入浴&選べるランチ付き・ランチはお食事処「大雪茶屋」で人気のBEST4ご用意!】

というプラン。

入浴料(バスタオル・フェイスタオル付き)にランチ(スープカレー豚丼定食、ラーメン&チャーハンセット、羽根つき餃子定食の4種類からチョイス)で2000円です。

※日によってプランが実施されない場合がある為、利用の際は事前に営業時間・定休日等を確認のうえ、利用して下さい。

ホテル到着が12:00をかなり過ぎており、「大雪茶屋」の日中の営業時間が11:30~13:00なのもあって、先ずは急いでランチから。

この「大雪茶屋」は2012年の冬、映画「許されざる者」(2013年公開)のロケ期間中に出演者の渡辺謙さん、柄本明さん、佐藤浩市さん、柳楽優弥さんらがよく集っていたそうです。

柳楽優弥さんは2021年5月29日放送の「人生最高レストラン」というTV番組中、忘れられない味の一つとして、大雪茶屋の豚丼と行者にんにくを挙げています。

だからという訳ではありませんが、私が選んだのは豚丼

写真では分かりずらいですが、この豚丼の丼、かなり大きいです。運ばれてきた時はちょっとビックリ。とってもボリュームがありました。

上川町のブランド豚「味豚(みとん)」を使用しているそうで、とても美味しく頂きました。

・・・ただ、量が本当に多いので、お口直しに他の豚丼でよく見られる紅ショウガが欲しかったかな。

続いてお風呂です。

このホテル大雪には3つの大浴場があります。

フロント・ロビーのある東館1Fの「チニタの湯」(10:00~)、西館7Fの「大雪乃湯」(12:30~)、別館大雪山荘3Fの「天華の湯」(15:00~)。

当該プランの利用時間は11:00~17:00まで。ただし、宿泊者が多数の場合は15:00で終了となっています。

食事後、ロビーにタオルセットを受け取りに行くと、説明案内があったのは「大雪乃湯」と「チニタの湯」の2つでした。まだ1月4日なので宿泊者が多いのでしょう。

因みにこのプランの実施期間は2023年4月1日~2024年6月30日まで。

「大雪乃湯」の方にやって来ました。

平成26年11月に当ホテルが試験申請した温泉成分表によると、泉質は単純硫黄温泉、pH値7.7の低張性弱アルカリ性高温泉です。泉温は74.0℃。

とても展望の良い大浴場でした。

「浴場内の写真撮影禁止」の注意書きがありましたので、お風呂の様子は公式HPをご覧ください。

続いて、2022年に新しく館内オープンしたお洒落なベーカリーカフェの横を通って「チニタの湯」へ。

途中、アイヌの展示やくつろぎコーナーがありました。

「チニタの湯」です。

レンガとステンドグラスが設えられており、ちょっと趣が変わった浴場でした。

こちらには撮影禁止の注意書きは見当たらず、先客も途中でいなくなってしまいましたが、浴場撮影は控えます。公式HPをご覧ください。

浴後はこちらで休憩。

繁忙期でなければ、3つのお風呂が楽しめるのでお勧めです。