「おばんざい」って聞いた事ありますか?
おばんざい(お番菜、お晩菜、お万菜)とは、昔から京都の一般家庭で作られてきた主に煮物を中心とした惣菜です。
昨年の10月上旬に京都旅行をしたので、今記事ではその際に訪れたおばんざいのお店を紹介します。
2023年10月3日のお昼過ぎ、新千歳空港です。
LCCのピーチ・アビエーションの便で関西国際空港へ向かいます。
見えているのは瀬戸内海。
今まで何度も飛行機には乗って来ましたが、東京より西に向かう事は数えるほどしかありませんでした。関西空港の使用も初めて。
見えているのは淡路島。
立派な大阪駅の大屋根です。
そして京都駅に到着。これまた立派な駅舎です。
地上131m、1964(昭和39)年に竣工した京都駅前のランドマーク、京都タワー。とてもきれいにライトアップされています。
駅ビルの11F、「京都 ことこと 京都ポルタ店」です。
古都と”ことこと煮込む”をひっかけた(?)秀逸なネーミングですね。
おばんざいプレート付の肉茶漬けを注文しました。
おばんざいプレート。
京都らしく薄味でヘルシーな感じです。
実は地元・京都の一般人は「おばんざい」とは言わず、単におかずと呼ぶ事が多いそうです。メディアや京都の外食産業がメニューとして”京都らしさ”を強調するうえで、多用するようになったのかもしれません。
肉茶漬けが到着。
おばんざい共々、とても美味しく頂きました。
宿泊ホテルへ戻る際は、駅ビル名物の大階段(171段・高低差30m)横のエスカレーターを使用しました。
下まで降りて振り返ると、時代祭をテーマにしたイルミネーションが大階段に点灯していました。テーマは一年を通してその時節に合わせたものがローテーションしているそうです。
ところで今回紹介した「京都 ことこと ポルタ店」、残念な事につい先日の2024年1月7日をもって閉店してしまったそうです。